不動産売却前のリフォームは不要?リフォームなしで売却を成功する方法とは

2023-05-02

不動産売却前のリフォームは不要?リフォームなしで売却を成功する方法とは

この記事のハイライト
●不動産売却前のリフォームは、基本的にしないほうが良い
●リフォームをしないと不動産売却に影響が生じそうな場合は、必要最小限の内容をおこなうことがポイント
●ハウスクリーニングやホームインスペクションは、リフォームよりも高い費用対効果が期待できる

不動産売却前のリフォームは、基本的に不要だといわれています。
ただ、このように聞いただけでは、なぜ不要なのかと疑問に思うかもしれません。
そこで今回は、富山県の富山市や高岡市、射水市などで不動産売却をご検討中の方に向けて、リフォームのメリットやデメリットについてご説明します。
リフォームをしないで売却を成功させる方法などもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

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不動産売却前にリフォームをした場合のメリットとデメリット

不動産売却前にリフォームをした場合のメリットとデメリット

不動産売却をする前のリフォームは、基本的にしないほうが良いと考えられます。
その理由は、メリットよりもデメリットのほうが大きくなってしまう可能性が高いからです。
不動産売却前にリフォームした場合のメリットとデメリットを、それぞれ確認してみましょう。

不動産売却前にリフォームをした場合に得られるメリット

不動産売却の前にリフォームをすると、おもに以下のようなメリットがあります。

  • 早期売却につながる可能性が高まる
  • すぐに入居したい方の検討対象になる
  • リフォームをしない場合よりも高く売れる可能性がある

不動産を早く売るためには、見た目も重要なポイントの1つです。
物件を探している方は、まずインターネットなどで条件に合う物件を探し、そのうちのいくつかを内見してから購入を決断するパターンが多いものです。
リフォーム済みのきれいな物件は好印象を与えられるので、検討者の購入意欲が向上して早期売却につながる期待が持てるでしょう。
すぐに入居できる物件を探している方の検討対象になることも、検討者が増えて早期売却につながると考えられます。
そして、リフォームをしない場合より高く売れる可能性があることもメリットです。
リフォームをしないで売り出す場合は、建物の状態によっては相場よりも価格を下げる必要があるかもしれません。
その点リフォームをすると、周辺の相場と同等の価格で売り出すことができます。
また、不動産売却の際は値下げ交渉をされることが多いものですが、リフォーム済みの物件なら購入検討者の満足度が上がり、売り出し価格で売却できる可能性が高まるでしょう。

不動産売却前にリフォームをした場合に生じるデメリット

不動産売却前にリフォームをすると、多くのメリットがあります。
ただし、大きなデメリットがある点に注意しなくてはなりません。
それは、リフォームにかかった費用をすべて回収するのは難しいことです。
リフォーム費用を売り出し価格に上乗せすると、周辺の相場よりも高くなってしまい、買主が見つかりにくくなってしまいます。
リフォームは、「きれいにしたら早く売れるだろう」ということを期待しておこなう場合が多いでしょう。
たしかに、リフォーム済みの物件は印象が良くなり、早期売却が期待できます。
しかし、それは売り出し価格が周辺の相場と同等である場合です。
リフォームは内容によっては数百万円かかることがあり、その金額を売り出し価格に上乗せすると、早期売却は期待できないでしょう。
そのため、早く売りたい場合はリフォーム費用を売主が負担することになり、損してしまう可能性が高いのです。
さらに、リフォームの内容が購入検討者の好みに合わないと、購入決断には至らないことにも注意が必要です。
以上の点から考えると、不動産売却前のリフォームは、基本的にはしないほうが良いといえるでしょう。

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不動産売却前にリフォームが必要だと考えられるケース

不動産売却前にリフォームが必要だと考えられるケース

不動産売却前のリフォームは基本的には不要ですが、必要だと考えられるケースもあります。
それは、物件の状態が不動産売却に悪影響を与えそうなケースです。
たとえば雨漏りやシロアリ被害、外壁の劣化などがある物件は、見た目が悪いだけではなく躯体へのダメージが懸念されます。
そのような物件は購入検討者が不安を感じるので、そのままでは売却が難しいでしょう。
また、キッチンや浴室が老朽化している場合なども、リフォームが必要な可能性があります。
ただし、リフォームが必要だと感じた場合は、費用対効果を考えてからおこなうことが大切です。
フルリフォームをすると新築のようにきれいにはなりますが、400万円ほどの費用がかかります。
先述のとおり、かかった費用は回収できないと考えたほうが良いので、不動産売却前のリフォームは100万円以内に抑えたほうが良いでしょう。
そのためには、必要性の高い箇所からおこなうことがポイントです。
まず優先順位を決めて、リフォームの価格相場を参考にしながら予算内に収まる内容を考えましょう。
リフォームをする箇所ごとの価格相場は、以下のとおりです。

  • キッチンや浴室:50万~150万円
  • トイレ:10万~50万円
  • 壁紙の張り替え:1㎡あたり1,000円~
  • 外壁のひび割れ補修:1か所につき1万円~
  • 外壁塗装:40坪で80万円~

金額に幅があるのは、内容や使用する材料のグレードなどによって価格が変わるからです。
予算を超えそうな場合はグレードを落とすなど、工夫をしながら費用対効果の高い内容を考えましょう。

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不動産売却前にリフォームをしないで売却を成功させる方法

不動産売却前にリフォームをしないで売却を成功させる方法

重大な不具合や破損などがない場合は、基本的に不動産売却前のリフォームは必要ないと考えられます。
リフォームをしなくても売れるのか心配になるかもしれませんが、リフォームより費用をかけずに高い効果を得られる方法があるので、それらを実施すると売却成功につながるでしょう。
リフォームをしない場合に実施したい方法は、おもに以下の3つです。

  • ご自身で簡易的に補修をする
  • ハウスクリーニングを依頼する
  • ホームインスペクションをおこなう

1つ目は、ご自身ができる範囲で補修をする方法です。
市販されている道具を使うと、壁紙や網戸の破損、床の傷などの補修ができます。
ちょっとした傷や破損は、不動産売却にそれほど大きな影響を与えるわけではありませんが、直したほうが物件の印象が良くなるでしょう。
2つ目は、ハウスクリーニングを依頼する方法です。
ご自身で掃除をしても落とせない汚れは、ハウスクリーニングを実施するときれいになります。
とくに、水回りのサビやカビなどがなくなると購入検討者に与える印象が良くなり、売却につながる期待が持てるでしょう。
3つ目のホームインスペクションとは、専門家による住宅診断のことです。
売主には契約不適合責任があり、不動産売却をした物件が契約内容と異なる場合は責任を問われます。
売却後に不具合が発覚すると、売主が知らなかった不具合でも責任を負いますが、ご自身で物件の状態を正確に把握することは難しいでしょう。
ホームインスペクションを実施すると物件の現状がわかり、不具合があっても契約書にもれなく記載できるので、契約不適合責任を問われる心配が減少します。
さらに、現状が正確にわかっている物件は安心して購入できるので、早期売却につながる効果も期待できます。
これらの方法は、どれも基本的に数千円から数万円ほどでおこなうことができるので、リフォームをしない場合はぜひ実施を検討しましょう。
なお、手間をかけずに早期売却したい場合は、不動産会社による買取もおすすめです。
買取価格は仲介による売却よりも多少下がりますが、条件に合意するとすぐに取引が成立します。
リフォームをしないで早く売却を終えたいときは、買取も検討してみましょう。

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まとめ

不動産売却前にリフォームをすると、メリットよりもデメリットが上回ってしまう可能性があります。
リフォームをしなくても良さそうな場合は、ほかの方法を実施して売却につなげましょう。
弊社は富山県の富山市や高岡市、射水市などで不動産売却をサポートしております。
売却をお考えでしたら弊社がお力になりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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